二十四節気(にじゅうしせっき)は、季節を表す言葉として使われますよね。
ただ、その意味、読み方、由来など二十四節気の七十二候・寒露まで理解している方は意外にも少ないのと思います。
ここでは、2023二十四節気がいつなのか?その意味、由来まで一覧にて解説致します。
二十四節気の意味・由来から読み方まで
二十四節気は、立春、春分、夏至など、季節を表す言葉として用いられている、その名のとうり季節を表す季語です。
暦つまり日めくりカレンダーには、月、日、曜日、休日などが書かれています。その中で、歴注上段部分に記載があるのが、二十四節気です。
二十四節気は、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、分けた季節をさらに6つに分けた(4種類の季節後×6)季節用語です。
また、交互に節(せつ)、節気(せっき)と気(中(ちゅう)、中気(ちゅうき)がやってきます。
二十四節気は、その年によって1日程度前後することがあります。
二十四節気2022
では、二十四節気はいつなのでしょうか?カレンダーをまとめました。
季節 | 二十四節気名 | 月 | 新暦の日付 |
---|---|---|---|
春 | 立春(りっしゅん) | 1月節 | 2月4日頃 |
雨水(うすい) | 1月中 | 2月19日頃 | |
啓蟄(けいちつ) | 2月節 | 3月5日頃 | |
春分(しゅんぶん) | 2月中 | 3月21日頃 | |
清明(せいめい) | 3月節 | 4月5日頃 | |
穀雨(こくう) | 3月中 | 4月20日頃 | |
夏 | 立夏(りっか) | 4月節 | 5月5日頃 |
小満(しょうまん) | 4月中 | 5月21日頃 | |
芒種(ぼうしゅ) | 5月節 | 6月6日頃 | |
夏至(げし) | 5月中 | 6月21日頃 | |
小暑(しょうしょ) | 6月節 | 7月7日頃 | |
大暑(たいしょ) | 6月中 | 7月23日頃 | |
秋 | 立秋(りっしゅう) | 7月節 | 8月8日頃 |
処暑(しょしょ) | 7月中 | 8月23日頃 | |
白露(はくろ) | 8月節 | 9月8日頃 | |
秋分(しゅうぶん) | 8月中 | 9月23日頃 | |
寒露(かんろ) | 9月節 | 10月8日頃 | |
霜降(そうこう) | 9月中 | 10月24日頃 | |
冬 | 立冬(りっとう) | 10月節 | 11月7日頃 |
小雪(しょうせつ) | 10月中 | 11月22日頃 | |
大雪(たいせつ) | 11月節 | 12月7日頃 | |
冬至(とうじ) | 11月中 | 12月21日頃 | |
小寒(しょうかん) | 12月節 | 1月5日頃 | |
大寒(だいかん) | 12月中 | 1月21日頃 |
二十四節気と同じく季節を表す言葉として雑節(ざっせつ)があります。
雑節(ざっせつ)
雑節 | 解説 |
---|---|
社日 (しゃにち) |
春分、秋分に最も近い戊(つちのえ)の日で、1年に2回ある。春には豊年を祈り、秋には成熟を祝う行事をそれぞれ行う。 |
節分 (せつぶん) |
元は四季にあったが、後に春だけについていわれるようになった。立春の前日のことで、邪気を払う行事がなされる。 |
彼岸 (ひがん) |
春分と秋分の前後の3日ずつの計7日のこと。初日を彼岸の入り、当日を中日(ちゅうにち)、終日を明けと呼ぶ。 |
土用 (どよう) |
立春、立夏、立秋、立冬の前18日間。この期間は、土公神(どくじん)が支配するといわれ、土を犯すことは忌むべきこととされた。 |
八十八夜 (はちじゅうはちや) |
立春から数えて88日目をいい、種まきの目安の日。 |
入梅 (にゅうばい) |
二十四節気のうち、芒種の後の壬(みずのえ)の日。梅雨はそれから31日間とされる。 |
半夏生 (はんげしょう) |
天より毒気を下す日という。夏至より10日後とされる。 |
二百十日 (にひゃくとおか) |
立春から数えて210日目の日。必ず暴風雨があるとされる。 |
二百ニ十日 (にひゃくはつか) |
立春から数えて220日目の日。二百十日と同じ意味を持つ |
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