27人の議員で訪台し頼清徳総統と面会した古屋圭司氏について、妻や家族は公表されているのか、どんな経歴の人物なのかを知りたい方に向けた記事です。
古屋圭司氏の妻について、自民党の候補者ページや報道で公表されている情報は確認できません。経歴は、成蹊大学経済学部を卒業後、秘書を経て1990年に初当選した衆議院議員(岐阜5区)です。
- 家族で分かるのは、旧姓・松本と、母方の伯父・古屋亨氏の養子になった経緯
- 成蹊大学卒、1990年に初当選、当選12回
- 日華議員懇談会(現・日本台湾友好議員連盟)の会長として訪台し、頼総統と面会した
詳しい根拠は以下のとおりです。
古屋圭司の妻について公表されている情報はある?
古屋圭司氏の妻について、公式ページや報道で公表されている情報は確認できません。
自由民主党の第49回衆院選の候補者ページと衆院選2026の候補者ページには、岐阜県第5区、生年月日(昭和27年11月1日)、経歴、実績が載っています。第49回のページの趣味欄には、クラリネット演奏、音楽鑑賞、モータースポーツと記されています。子どもについても公表されている情報は確認できません。
一般の方である家族の名前などは、この記事では取り上げません。
出典:自由民主党「古屋圭司 | 第49回衆院選 結果」、自由民主党「古屋 圭司 | 衆院選2026 候補者」
古屋圭司の家族で分かっていることは?古屋姓と古屋亨氏の関係
家族として確認できるのは、母方の伯父・古屋亨氏の養子となって古屋姓を名乗った経緯までです。
選挙ドットコムの2017年の記事は、古屋氏を1952年11月1日東京都生まれで、旧姓は松本と記しています。古屋氏が1984年に古屋亨氏の秘書にもなったことも、同じ記事に書かれています。
一方、同サイトの2018年7月17日付の記事は、古屋氏を岐阜県恵那市の生まれと記しています。この記事は、1984年に古屋亨自治大臣の秘書官を務めたとしていますが、古屋亨氏との親族関係には触れていません。出生地の記述は記事によって異なり、養子の経緯は2017年の記事に書かれている内容です。
出典:選挙ドットコム「2017年 第48回衆議院選挙。岐阜県第5区選挙区から立候補予定の古屋圭司氏の人柄・学歴・経歴は?」、選挙ドットコム「政治資金パーティー券収入過少申告の疑いを否定。古屋圭司(ふるや けいじ)氏の経歴・政策は?」
古屋圭司の経歴は?成蹊大学卒から1990年初当選まで
古屋氏は成蹊大学経済学部を卒業後、民間企業と秘書を経て、1990年の衆院選で初当選しました。
選挙ドットコムの2017年の記事によると、経歴は次のとおりです。
- 成蹊高校卒業後、1976年に成蹊大学経済学部経済学科を卒業し、大正海上火災保険に入社
- 1984年に退職し、安倍晋太郎氏の政治秘書となり、同年に古屋亨氏の秘書にもなる
- 1990年の第39回衆院選に旧岐阜2区から自民党公認で出馬し、初当選
- 2005年に自民党を離党し、2006年に復党
2018年の記事も、大正海上火災保険(現・三井住友海上火災保険)への勤務、1984年の秘書就任、1990年の初当選を記しています。
出典:選挙ドットコム(2017年9月20日、2018年7月17日付の各記事)
古屋圭司が務めた主な役職は?大臣職から憲法審査会長まで
古屋氏は、国家公安委員長や拉致問題担当大臣などの閣僚を務め、2026年3月には衆院憲法審査会長に就任しました。
自民党の候補者ページの経歴欄には、衆議院議院運営委員長、党選挙対策委員長、国家公安委員会委員長、拉致問題担当大臣、防災担当大臣、初代国土強靭化担当大臣、党憲法改正推進本部長代行、経済産業副大臣、法務政務次官、文部科学委員長、衆議院商工委員長などが挙げられています。
主な役職は次のとおりです。
| 時期 | 役職 | 出典 |
|---|---|---|
| 2001年 | 第1次小泉内閣の経済産業副大臣 | 選挙ドットコム(2017年) |
| 2012年12月 | 国家公安委員長、拉致問題担当、国土強靱化担当、防災担当の各大臣。会見では死因究明等担当大臣にも任命されたと述べた | 内閣府の記者会見要旨 |
| 2016年 | 自民党選挙対策委員長 | 選挙ドットコム(2017年) |
| 2024年10月の記事時点 | 自民党憲法改正実現本部の本部長 | 中央社 |
| 2026年3月 | 衆院憲法審査会長 | 共同通信(熊本日日新聞配信) |
古屋氏は2012年の会見で、大臣就任前に自民党の拉致問題特別委員長と拉致議員連盟の幹事長を務めていたと述べています。
共同通信の記事によると、古屋氏は党憲法改正実現本部長の経験を持ち、高市早苗首相がその点などを踏まえて憲法審査会長に据えたとされています。
出典:自由民主党「古屋 圭司 | 衆院選2026 候補者」、内閣府「古屋内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年12月26日」、熊本日日新聞(共同通信配信)「衆院憲法審の討議、4月始動へ 改正項目「集約の時期来ている」」、中央社(CNA)、選挙ドットコム
古屋圭司の岐阜5区での当選状況は?
古屋氏は1996年の衆院選から岐阜5区で出馬し、2024年の衆院選で12回目の当選を果たしました。
選挙ドットコムの2017年の記事によると、1990年は旧岐阜2区で初当選しました。1996年から岐阜5区で出馬して3選し、2000年に4選しています。2005年は無所属で出馬して6選、2009年は小選挙区で敗れたものの比例東海ブロックで復活当選して7選、2012年に8選、2014年に9選となりました。
中央社によると、2024年10月27日投開票の第50回衆院選では、公明党の推薦を得て12回目の当選を果たしました。公約にはリニア中央新幹線を中心とした街づくりや防災対策強化などを掲げています。自民党の衆院選2026候補者ページでは、岐阜県第5区の公認候補者として掲載され、当選回数は12回とされています。
選挙ドットコムの選挙結果ページに載っている岐阜5区の結果は次のとおりです。
- 2017年10月22日の第48回(候補者3人):選挙ドットコムの選挙結果ページによると、古屋氏は92,113票(得票率54.1%)で候補者中最多でした。次点は希望の党・阿知波吉信氏(元職)の57,982票(34.0%)です。
- 2026年2月8日の第51回(候補者4人):選挙ドットコムの選挙結果ページによると、古屋氏は83,214票(得票率52.1%)を得ました。同じ選挙区で中道改革連合のまの さとし氏(前職)は37,630票(23.6%)でした。
出典:選挙ドットコム「岐阜県第5区 衆院選 結果」(2017年、2026年の各ページ)、中央社(CNA)、自由民主党
古屋圭司の訪台はいつ、どんな内容だった?27人の議員団と頼総統との面会
古屋氏は超党派の国会議員27人とともに訪台し、10日の双十節の式典に出席して頼清徳総統と面会しました。
テレビ朝日系(ANN)の報道によると、「日本・台湾友好議員連盟」の会長である古屋氏はメンバーとともに台湾を訪れました。台湾で開いた会見では、台湾海峡の平和のために日本と台湾が連携する重要性を訴えています。古屋氏は、国会開会中にこれだけ多くの議員が訪問するのはほとんど例がないと語りました。
会見で古屋氏は、台湾海峡の平和と安全を守るため、日本・台湾・アメリカなどの連携が重要だと強調しました。台湾との産業連携については、極めて重要で、台湾が力を持つ半導体やドローンなどの分野でさらに連携が可能だとの見方を示しています。
フォーカス台湾(中央社)には、頼総統が日本の国会議員と面会し、台日友好関係の継続に期待したとする見出しの記事があります。同じく、日本の超党派議連が国慶日祝賀式典に出席する予定だとして、外交部長が「心から歓迎」と述べたとする見出しの記事もあります。古屋氏が台湾との防衛協力について「議論の必要ある」と述べ、ドローン協力の重要性を強調したとする見出しの記事も確認できます。
出典:テレビ朝日系(ANN) / Yahoo!ニュース「古屋氏が台湾海峡安定で「日台連携」を訴え 国会議員27人訪台 双十節に頼総統と面会」、フォーカス台湾(中央社)「頼総統、日本の国会議員と面会 台日友好関係の継続に期待/台湾」
なぜ古屋圭司の訪台は注目される?日華懇会長としての立場と中国の制裁
古屋氏は日華議員懇談会の会長で、同会は2026年6月11日の総会で「日本台湾友好議員連盟」に正式改称されました。
台湾PTSの報道によると、日華懇は日台断交後、53年前に自民党議員により結成され、その後超党派に改組されて規模が拡大しました。改称後の議連の成員は321人で、国会議員の約半数が加入し、最大の議員連盟とされています。幹事長は萩生田光一氏と報じられました。古屋氏は、高市早苗氏が首相になって日台関係が一層緊密になったため、このタイミングで改称したと述べています。改称をめぐっては、議連メンバーの一人が「わざわざ改称し、中国を刺激する意味があるのか」と疑問を呈したと秋田魁新報が報じました。
中国の制裁と古屋氏の説明
中国は2026年3月、台湾訪問を繰り返す古屋氏に対し、入国禁止や中国国内の資産凍結などの制裁措置を科すと発表しました。古屋氏は2026年3月16日に頼総統と会見しています。聯合新聞網によると、古屋氏は制裁について、長年中国へ行っておらず中国に資産もないため影響は小さいと述べ、日華懇は価値を共有する議員連盟として交流推進は当然だと強調しました。同じ会見で古屋氏は、台湾有事などの衝突防止のため価値を共有する国々と協力を強化すると述べ、自衛隊・台湾軍・米軍の軍楽隊交流も提案しました。頼総統は古屋氏を台湾の最も堅実で重要な国際的友人と評しています。
これまでの日台関係での活動
- 2025年3月15〜17日に訪問団を率いて訪台し、蔡英文前総統と会談した。頼総統からは、日本の戸籍の国籍欄に「台湾」と登記できるようになる件で謝意を受けたと古屋氏は述べている
- 日華懇は2025年3月時点でCPTPP研究、女性議員交流、地方交流促進、台湾関係法研究の4つの作業部会を組成していると古屋氏は述べた。2025年9月には6つの作業部会を設けていると説明した
- 2025年9月、古屋氏は戸籍の国籍欄に「台湾」と直接記載できるようになったのは5月26日からで、約7万人に影響すると述べた
- 日華懇会長として、台北国立故宮博物院の文物の日本展覧、国慶双十節での総統府前パレード行進、日米台議員外交フォーラムを実現したと、自民党の候補者ページ(第49回)に記されている(本人側の実績記述)
中央社は、古屋氏が故安倍晋三元首相と親交が深く、長年台湾に関心を寄せてきたと報じています。聯合新聞網は、古屋氏が2025年の自民党総裁選で高市早苗氏の推薦人代表を務め、高市氏の側近と見られていると報じました。
出典:公視新聞網(PTS)「日華懇改名「日本台灣友好議員聯盟」」、秋田魁新報「日華懇を「日台懇」に改称調整 中国反発か、疑問呈すメンバーも」、聯合新聞網「友台遭北京制裁 日眾議員古屋圭司:影響不大」、中央社(CNA)(2024年10月28日、2025年3月17日付)、中央通訊社「傅崐萁率立委訪日 與日華懇會長古屋圭司座談」、自由民主党
古屋圭司の政策スタンスは?憲法改正・拉致問題・外交安全保障
古屋氏は憲法改正を政策の一つに掲げ、拉致問題の解決や外交・安全保障の強化にも取り組む立場を示しています。
憲法改正については、2012年5月31日の自民党「まなびとプロジェクト」で、憲法改正は自民党の立党以来の党是だと述べました。現行憲法では一旦緩急の際に対応できず、安全保障や尖閣等の領土問題、教育にも対応できていないとして、改正の成就に取り組む意向を示しています。2026年3月27日配信の共同通信の記事では、憲法審査会での討議を2026年度予算成立後の4月に始めると明言しました。「普通の国になるために、憲法改正が必要だ」と述べ、改正すべき分野を集約する時期に来ていて、行司役としてそう導くのが自身の責任だとも語っています。
2017年の選挙ドットコムの記事が紹介する古屋氏のHPの政策には、憲法改正へのチャレンジ、拉致被害者全員の奪還、教育再生、外交の基軸確立と危機管理強化が含まれています。
外交・安全保障では、訪台時の会見で台湾海峡の平和と安全のための日本・台湾・アメリカなどの連携を強調しました。台湾との防衛協力については「議論の必要ある」と述べ、ドローン協力の重要性を挙げたとする報道もあります。
出典:自由民主党「自民党 憲法改正草案をめぐる講座(古屋圭司氏の発言)」、熊本日日新聞(共同通信配信)、選挙ドットコム(2017年9月20日付)、テレビ朝日系(ANN) / Yahoo!ニュース、フォーカス台湾(中央社)

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