徳島県知事選の対抗馬として名前が報じられた新居泰人氏は、どんな経歴の官僚なのか。出身や学歴、これまでの役職を確かめたい人に向けた内容です。
新居泰人氏の経歴は、徳島県出身で1991年に旧通商産業省へ入省した官僚で、2026年6月3日付の報道では肩書が復興庁統括官とされています。
- 経産省の官僚として紹介され、2026年6月3日付の報道では復興庁統括官
- 徳島県出身。大学は報道では東京大学法学部卒
- 知事選は擁立に向けた調整の報道で、出馬表明ではない
詳しい内容は、以下で順に説明します。
経産省の新居とは誰?復興庁統括官と報じられた肩書
経産省の官僚として紹介されてきたのが新居泰人氏で、2026年6月3日付の報道では復興庁統括官とされています。
日刊工業新聞の2022年10月10日付の記事は、新居氏を経済産業省の総括審議官兼地域経済産業グループ長として紹介しています。日本経済新聞の幹部人事記事は肩書を統括官(復興庁人事)と記し、四国トリビューンのX投稿(2026年6月3日)も復興庁統括官としています。
就任時期について、Wikipediaには2025年7月1日に復興庁統括官に就任したと書かれており、Weblio辞書(Wikipedia転載)にも同日の就任と記載があります。
出典:日刊工業新聞「霞が関 新キーパーソンに聞く/経済産業省 総括審議官兼地域経済産業グループ長・新居泰人氏」、日本経済新聞「復興庁事務次官に山野謙氏 幹部人事」、四国トリビューン(X)「復興庁統括官の新居泰人氏(59、徳島県出身)…」、Wikipedia「新居泰人」、Weblio辞書「新居泰人とは」
新居泰人の経歴:生年・出身地・学歴はどう伝えられている?
出身は徳島県で、大学は報道では東京大学法学部卒とされています。
日本経済新聞は新居氏を徳島県出身とし、91年(平3年)東大法卒、旧通商産業省入省と記載しています。四国トリビューンのX投稿も、徳島県出身、東大法学部卒としています。
生年月日などについては、報道ではなくWikipediaに次の記載があります。
- Wikipediaには、生年月日は1966年11月23日と書かれています
- Wikipediaには、出生地・出身地は徳島県吉野川市と書かれています
- Wikipediaには、出身高校は徳島市立高等学校と書かれています
学部の記載が食い違っている
Wikipediaの記述は、本文が1991年に東京大学経済学部を卒業したとする一方、出身校欄は東京大学法学部としており、記事の中で食い違っています。日本経済新聞と四国トリビューンはどちらも法学部としています。
大学院での留学
Wikipediaには、人事院行政官長期在外研究員として1997年7月からアメリカのヴァンダービルト大学大学院に在籍したと書かれており、カテゴリには経済学修士取得者が含まれています。
出典:日本経済新聞「復興庁事務次官に山野謙氏 幹部人事」、四国トリビューン(X)「復興庁統括官の新居泰人氏(59、徳島県出身)…」、Wikipedia「新居泰人」
入省から復興庁統括官までの職歴を年表で見ると?
1991年4月の通商産業省入省から2025年7月の復興庁統括官就任までの主な職歴は、次の年表のとおりです。各行の根拠欄に、その情報の出どころを示しています。
| 時期 | 役職など | 根拠 |
|---|---|---|
| 1991年4月 | 通商産業省に入省 | Wikipediaの記載 |
| 1997年7月 | 人事院行政官長期在外研究員としてヴァンダービルト大学大学院に在籍 | Wikipediaの記載 |
| 2015年7月 | 内閣府原子力災害対策本部原子力被災者生活チーム参事官(総括) | Weblio辞書(Wikipedia転載)の略歴 |
| 2016年6月 | 上記に加え、経産省福島復興グループ総合調整室長・福島新産業・雇用創出推進室長を兼ねる | Weblio辞書(Wikipedia転載)の略歴 |
| 2022年7月 | 経済産業省大臣官房総括審議官(公文書監理官等を兼務) | Wikipediaの略歴 |
| 2022年10月 | 経済産業省の総括審議官兼地域経済産業グループ長として紹介 | 日刊工業新聞 |
| 2023年7月 | 内閣府福島原子力事故処理調整総括官(資源エネルギー庁廃炉・汚染水・処理水特別対策監を兼務) | Wikipediaの略歴、Weblio辞書(Wikipedia転載)の略歴 |
| 2024年7月1日 | 中小企業庁首席能登復興担当政策統括調整官に併任 | KSプレス |
| 2025年7月1日 | 復興庁統括官に就任 | Wikipediaの記載、Weblio辞書(Wikipedia転載)の記載 |
総括審議官は2022年7月に就いたとWikipediaに記載があり、2022年10月の日刊工業新聞も同じ肩書で紹介しています。福島原子力事故処理調整総括官は2023年7月就任とWikipediaとWeblio辞書にあり、日本経済新聞も23年にこの職にあったと記しています。KSプレスは2024年7月1日時点でも内閣府原子力事故処理調整総括官の肩書を記しています。
出典:Wikipedia「新居泰人」、Weblio辞書「新居泰人とは」、日刊工業新聞「霞が関 新キーパーソンに聞く」、KSプレス「経産省で幹部の人事異動 2024年7月1日付」、日本経済新聞「復興庁事務次官に山野謙氏 幹部人事」
復興庁や原子力災害対応で、新居泰人はどんな仕事をしてきた?
福島の復興支援や原子力災害後の対応に関わってきたことが、WikipediaとWeblio辞書に記されています。
Wikipediaとそれを転載したWeblio辞書には、内閣府原子力被災者生活支援チーム参事官の際に、帰還困難地域の避難指示解除や福島復興支援に取り組んだとあります。復興庁統括官としては、福島県内の除染土の県外最終処分に向けた再生利用の推進などに取り組んでいると、Weblio辞書(Wikipedia転載)に記載があります。
海外については、Weblio辞書(Wikipedia転載)に、OECD日本政府代表部参事官の際に東日本大震災前後の国際エネルギー機関(IEA)の対応に携わったと記載されています。
担当してきた政策分野
Wikipediaには、エネルギー、技術、競争、国産航空機開発などの政策や、税・予算・採用に関する業務を担当したと書かれています。
出典:Wikipedia「新居泰人」、Weblio辞書「新居泰人とは」
新居泰人は徳島県知事選に出馬するのか?報道で分かっていること
2026年6月3日付の四国トリビューンのX投稿は擁立に向けた調整を伝えるもので、新居氏本人の出馬表明ではありません。
同投稿は、来春の徳島県知事選で後藤田知事の対立候補として新居氏の動向が注目され、県選出の国会議員らが擁立を目指して調整を進めていると報じています。新居氏は復興庁統括官、徳島県出身と記されています。
出典:四国トリビューン(X)「復興庁統括官の新居泰人氏(59、徳島県出身)…」
よくある質問
復興庁事務次官は誰ですか?
日本経済新聞によると、復興庁は24日、事務次官に山野謙統括官を起用するなどの幹部人事を発表し、7月1日付で発令します。同じ記事で新居氏は統括官(復興庁人事)と記されています。
出典:日本経済新聞「復興庁事務次官に山野謙氏 幹部人事」
まだ発表されていないこと
- 最終学歴:Wikipediaは大学院在籍を記していますが、最終学歴が同大学院修了かどうかは明記されていません。
- 2026年10月10日時点の役職:確認できた肩書は2026年6月3日付の報道までで、その後の公式な人事情報は確認できていません。

コメント